保険外交員がお金に困る時

私は保険会社のBtoCの営業職に就いており、一般的には会社員のようにある程度会社に守られているイメージがあると思いますが結局はフルコミッションの個人事業主であり、毎日お金に困らなかったことはないと言っても過言ではありませんでした。

私自身もそうでしたが保険会社からの報酬だけでは生活できなくなり、ビジネスローンや銀行・消費者金融に頼って抜け出せなくなることが非常に多くあります。

まずお金に困る第一段階としては、営業活動を行うにもコストがかかるというものです。

保険の話を聞いてもらうにも移動交通費、場所台(喫茶店代や、最悪なケースでは居酒屋代)、そしてそもそも貸与されるパソコンや携帯電話や販促品も費用が発生しているので、自分が生活するお金を確保すると営業活動数にも上限があります。

すると第二段階で、当然のことですが売り上げが上がらなくなってきます。そうするとフルコミッションの報酬体系では身入りがどんどん減少するためさらに営業活動ができなくなるという悪循環に陥ります。

私の場合は営業活動をしてもしなくてもほとんど売り上げが上がらないと半ばあきらめていたため、営業活動は最小限に抑えて電話のみで行うようにしました。

ただし、非常に厄介なのがお客様から保険の解約の申し出をいただいたときです。

保険は長く続けていただかないと、自分に入ってくるコミッションも激減するだけでなく、一度私が受け取った分の報酬を会社に返さなければなりません。

あくまでも個人事業主、会社員として会社に守られているわけではないので、文句は言えません。

そのため、お客様に無理を言って交渉し、契約を継続していただくか、自分のお金を使って契約期間を少しでも引き延ばしていただく。そんな自爆営業ともいえる行動が、想像以上に多くの営業担当が行っている方法でした。

もちろん、そのお金はお客様から返していただくわけにもいかないし、保険会社に申し立てても無視されるか保険業法を盾にルール違反を指摘されるので泣き寝入り状態です。

解決する方法はありませんでしたので転職に踏み切りました。

向いている人は向いてるんでしょうけど、私が足を踏み入れる世界ではなかったなと今でこそ反省しております。

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